子猫が走り回ると口呼吸するのはなぜ?口を開けて呼吸するのはストレス?

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子猫が走り回った後、口を開けて呼吸をしている!これはただの遊び疲れなのでしょうか、それとも他に何か原因があるのでしょうか?

子猫の口呼吸は遊びや運動後に見られますが、その理由とは一体何でしょう?また、これが病気のサインとなることもあるのでしょうか?

本記事では、子猫が運動後に口呼吸をするメカニズムから、口呼吸が荒くなる原因、その対処法までを詳しく解説します。また、病気のサインとして口呼吸が現れるケースも紹介します。

共に暮らす愛猫の健康を守るため、時として獣医師にも相談しなければならないこともあります。そんな飼い主の皆さまの少しでも手助けとなれば幸いです。

記事の内容
  • 子猫が運動後に口呼吸するメカニズムの解説
  • 口呼吸はストレスや鼻づまりの可能性も
  • 口呼吸が病気のサインとなるケースとその対応策
目次

子猫が走り回ると口呼吸するのはなぜ?運動後の呼吸が荒い理由!

  • 子猫が遊ぶと口呼吸するメカニズム
  • 運動後の呼吸が荒くなる原因!知恵袋から見る
  • 猫が遊びすぎて口呼吸する場合の対処法
  • 猫が口呼吸してたら死期のサイン?
  • 生まれたての子猫も口呼吸する?

子猫が遊ぶと口呼吸するメカニズム

皆さんの愛猫が元気に走り回って遊んでいる姿を見て、微笑ましく感じることもあるでしょう。ただ、遊び終わった後、子猫が口ばっかりで呼吸をしているのを見つけたら、少し心配になりますよね。

そこで、子猫が遊んだ後に口呼吸する理由を詳しく解説します。

基本的に、猫は鼻呼吸の生物であり、口呼吸は普段はしません。息を整えるため、または何か異常が起きたときだけ口呼吸します。これは人間とは違い、猫の体内で酸素を効率よく取り込むためのメカニズムと言えます。

じゃあ、なぜ子猫が遊ぶと口呼吸するの?

答えは、「運動による体温上昇したから」だよ。

猫はもともと暑さに弱い生物で、体温調節が難しい生き物です。特に子猫の場合、まだ体の機能が発達していないため、適切な体温調節が行われない時があります。

遊びながら体を動かしていると体温が上昇し、それを冷やすために口呼吸を始めます。

口で大量の空気を取り込むことで、体の温度を下げようと試みるんです。また、興奮状態や緊張状態になった際にも、同様の理由で口呼吸をし始めます。

運動後の呼吸が荒くなる原因!知恵袋から見る

実際に、飼い主さんたちからは”子猫が鳴きながら口呼吸をしている”、”呼吸が速い”など、子猫の呼吸についての心配の声が上がっています。

【質問】
猫の口呼吸について 運動後や、びっくりした時など 呼吸が速くなると 口呼吸します。 10回前後口呼吸して元に戻るのですが 病院の先生は猫の口呼吸は異常だと言いますが ネットを読むと 口呼吸する猫もいるようで うちのような状態であれば 大丈夫だと書いていたりします。 実際どうなんでしょうか? レントゲンや超音波では 心臓に異常はありません。 血液検査も異常なしでした。

【回答】

猫ちゃんは、仔猫、大人orシニア猫、どの部類でしょうか。
また、大人以上で元々口呼吸していない猫だったものが、するようになったのでしょうか。

仔猫でしたら、はしゃぎ過ぎたら口呼吸もありかと思います。いずれ落ち着くのではないでしょうか。
また、生まれた時心臓の壁に小さな穴が開いていて呼吸が荒く、成長と共に閉じて治ることもある様です。
この場合ですと、微細なので検査結果に表れないかもしれません。

うちは仔猫の時から、心臓が悪かったのですが、口呼吸&チアノーゼが出てました。

大人以上でしたら、かなりしっかり検査されているようなので、心臓の病気ではないとして…シニアでしたら甲状腺の病気でも呼吸が浅くなるようですし、肺の周辺で何か起こっている可能性もなくはない様です。

引用:Yahoo!知恵袋

猫で運動に一時的に口呼吸をすることはあっても、遊んだり、興奮していないにも関わらず口呼吸をしている場合はとても危険です。

呼吸器系統に関する問題は一見すると見逃してしまいがちですが、実は重大な病気のサインかもしれません。

すぐに病院に連れて専門医に診てもらうのがいいでしょう。

猫が遊びすぎて口呼吸する場合の対処法

猫が遊びすぎて口呼吸する場合の対処法

うちの7ヶ月の愛猫も遊びすぎで、口呼吸になることも

子猫が遊んだ後に口呼吸をする場合、それが過度の運動や興奮からくるものであれば、まずは適切な休息をとることが重要です。

  • 部屋の温度を調節し
  • 涼しい場所を提供してあげましょう
  • また、適度な水分補給も忘れずに行いましょう

次に、もし口呼吸が止まらない場合や呼吸が荒い、鼻水が出るなど他の症状が見られる場合は、すぐに動物病院の受診をおすすめします。心臓病や呼吸器疾患など、潜在的な病気の可能性もあります。

一方、口呼吸が常習化してしまった子猫の場合、遊び方を改めることも必要かもしれません。一気に激しい運動をさせるのではなく、少しずつ体力をつけていくことで、呼吸の改善が見込めます。

猫が口呼吸してたら死期のサイン?

猫が口呼吸してたら死期のサイン?

高齢の猫(11歳以上)が口呼吸をしている場合、それは単なる運動後の疲れや一時的な体調不良だけでなく、深刻な健康問題の兆候である可能性があります。

特に、猫が激しい運動をしていないにもかかわらず口で呼吸をしている場合、その状態は緊急を要する可能性が高いです。

一般的に、猫は鼻で呼吸をしますが、体調が非常に悪い、または死が迫っている場合に口呼吸をすることが多く報告されています。このような状況では、心拍数の減少や体温の低下もしばしば見られます。猫の胸に耳を当てて心拍数を確認したり、体温を測定することで、その状態の深刻さを把握することができます。

さらに、猫が普段と違う鳴き声を出している場合、それは体調不良や痛み、ストレスを訴えている可能性があります。このようなサインを見逃さないように、日頃から猫の様子をよく観察し、何か異変を感じたら速やかに獣医に相談することが重要です。

生まれたての子猫も口呼吸する?

生まれたての子猫も口呼吸する?

実は、生まれてすぐの子猫が口呼吸をすることも稀にあります。これは子猫が未熟な肺で酸素を取り込むために口で大きく息を吸う事例で、人間の赤ちゃんが新生児期に呼吸深が浅いのと似ています。

しかし、この状況が続くと、見た目には元気でも内部に問題が隠れている像があります。呼吸困難を伴う疾患や、先天性の心臓病などが隠されている可能性がありますので、気になる症状が見られたら、早期に動物病院で診察を受け、獣医師のアドバイスを仰いだ方が良いでしょう。

子猫が走り回った後、口を開けて呼吸するのはストレス?鼻づまりの影響も

子猫が走り回った後、口を開けて呼吸するのはストレス?鼻づまりの影響も
  • 猫が口を開けて呼吸するのはストレス?
  • 口を開けてハッハッ:猫の呼吸の特徴
  • 猫が口呼吸すると苦しそう?そのサインとは
  • 猫の口呼吸鼻づまりが影響する?

猫が口を開けて呼吸するのはストレス?

猫が口を開けて呼吸する行動、心配ですよね。でも、すぐに悩む前に確認しておきたいことがあります。それは、その行動が「常態化」しているかどうかです。

たとえば、子猫がボールを追いかけたり、追いつめられたりして走り回った後なら、口を開けて呼吸することは一時的な現象で、それほど心配する必要はありません。これは、人間が運動した後に口呼吸するのと同じです。

しかし、特に運動をしていないのに口呼吸を繰り返す場合は、異常なサインかもしれません。

じゃあ、早速見ていきましょう、口を開けて呼吸する原因って何なの?その1つが、やはり「ストレス」です。

ストレスを感じやすい猫であればなおさらです。ストレスが多いと、自律神経が乱れ、呼吸が乱れることがあります。

愛猫の環境に変化はありませんか?新しい家族が増えたり、引っ越したりしたら、それが原因かもしれません。

ストレスからくる口呼吸は、人間との接触や環境の変化に多いです。お客さんが来ることが多い、周囲で大きな工事音がするなど、猫にとってストレスになることはたくさんあります。

猫に一気にストレスがかかった時に「急性ストレス」で口呼吸になることはあります。

口を開けてハッハッ:猫の呼吸の特徴

口を開けてハッハッ:猫の呼吸の特徴

次に紹介したいのが、「ハッハッ」という猫の呼吸の特徴です。これは猫が運動した後によく見られます。

猫は人間とは異なり、基本的に鼻呼吸です。しかし、運動をした後や暖かい環境下では、効率よく体温を下げるために口呼吸することがあります

この時の呼吸は「ハッハッ」と聞こえ、一見すると猫が苦しそうに見えることもあるでしょう。

しかし、運動後の体温調整のための口呼吸は一時的なもので、適切な休息と涼しい環境が整えば自然と鼻呼吸に戻ります。ですから、運動直後の口呼吸は特に異常ではなく、猫の自然な生理現象と言えます。

猫が口呼吸すると苦しそう?そのサインとは

さて、問題は運動や暑さ以外で口呼吸を続ける場合です。もし、鼻呼吸が主であるはずの猫が頻繁に口呼吸をするようであれば、何らかの問題が生じている可能性があります。心配なサインを見逃さないように、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 唾液の量が多い、口周りがべたつく
  • 呼吸音が大きい、苦しそうに見える
  • 飲食の量が減った、嘔吐する
  • 元気がない、怠けている
  • 口呼吸をしながらの繰り返しのくしゃみ、鼻水が出る

これらが注意したいサインです。これらのうち、いくつか当てはまると感じる場合は、獣医師に連絡して相談するといいでしょう。

猫の口呼吸鼻づまりが影響する?

猫が口呼吸する原因の一つとして、鼻づまりも挙げられます。アレルギーや風邪、鼻内の異物などが原因で鼻が詰まると、猫は口呼吸をします。鼻づまりが続くと、食欲が落ちたり、元気がなくなったりすることもあります。

また、鼻低い猫ちゃんは鼻が詰まりやすい傾向にあります。

  • エキゾチックショートヘア
  • ヒマラヤン
  • チンチラ
  • ペルシャ など

鼻づまりの状態を見極めるには、以下のような症状をチェックしてみてください。

  • 鼻からの繰り返しのくしゃみ、鼻水
  • 鼻周りの毛が濡れている
  • ゴハンを食べる時、飲み物を飲む時に口を大きく開けて呼吸する

これらの症状が見られた場合、鼻づまりが原因で口呼吸をしている可能性が高いです。この場合も、すぐに獣医師に連絡してみてください。

子猫が走り回ると口呼吸するを総括!

では、ここまでをまとめて見てみましょう。

  • 子猫が運動後に口呼吸するのは一時的なもので、自然と鼻呼吸に戻る
  • しかし、頻繁に口呼吸をしている場合や、元気がない場合は、何らかの問題がある可能性がある
  • 運動意外の口呼吸の原因としては、ストレスや鼻づまりなどが考えられる

問題があると判断されたら、すぐに獣医師に連絡することが大切です。猫の健康は、日々の観察と適切な対応が大切です♪

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